続・関西おいしいもの♪

「関西おいしいもの♪」の続編です。 覚書程度の日々の出来事。

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大和の尼寺 三門跡寺院の美と文化展

sanmonzeki2011.jpg
◎大和の尼寺 三門跡寺院の美と文化展 圓照寺・中宮寺・法華寺
■会期 2011年 9月21日(水)~10月3日(月)
■時間 午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)※最終日は午後4時30分まで(5午後時閉場)
■会場 高島屋大阪店 7階グランドホール

会期最終日、行って来ました。
チケットまだ手元にある・・・もったいない(汗)。


私がお稽古している山村御流のお家元「圓照寺」は、拝観していないので、法物を目にすることがあまりありません。
そんなわけで、今回、広く人々に知ってもらったのは良かったかも?
奈良にある尼三門跡寺院。
元々のお寺の起こり自体は、「中宮寺」が一番古く、厩戸皇子の母である穴穂部間人皇后の命で建てられたといわれています。
次が、聖武天皇の光明皇后の命で建てられた「法華寺」、最後が御水尾天皇皇女の文智女王が開基の「圓照寺」です。
開山後のお寺の経緯は色々あれど、門跡と呼ばれるようになったのは江戸・明治あたりでしょうか。
「中宮寺」は一時衰退し、皇孫に連なる尊智女王を迎えて再興、その後貴族の女子を代々住職に迎えて門跡寺院となり発展してきました。
「法華寺」も、平安の末期には衰退、鎌倉時代には男性が住職を勤めるようになるが、これまた衰退。
現在の本堂、鐘楼、南門は慶長年間に、豊臣秀頼と母の淀殿が片桐且元を奉行として復興したもので、その後、江戸時代には大名家や貴族の女子を迎えて住職となしたことから門跡寺院にいたります。
最後の「圓照寺」は、皇女が開基ということもあり、その後も代々皇女を住職として迎え続いてきましたが、明治になり、天皇家も一夫一婦制となったことから皇女も寺へ出されることも少なくなり、貴族の女子が住職を勤めるようになりました。
「圓照寺」住職であった御流の初代お家元は、貴族であった山本家の養女格で入寺されましたが、実際は大正天皇皇女で昭和天皇の妹姫だったことは、近年書籍でも出版され話題になりました。

皇女であれ、貴族や大名家の姫であれ、身分の格があった頃に出来た門跡寺院ですが、現在のように表面上は身分格差のない時代になり、現在のそれぞれのご住職が退任されたあとは、その護持が難しくなっていくような気がします。
うちの宗旨・浄土真宗はもともと妻帯が許されていましたが、今では禅宗などでも妻帯が許される時代、一生独身の尼さんというのが難しくなってきているように思います。
実際、「圓照寺」も次ぎのご住職は今の副家元が就任されるのか? 最近出家されましたが普通の主婦だと聞きます。
昭和の頃に、すでに「中宮寺」の門跡さんが大学生と駆け落ちして話題にもなりましたしね・・・。
これからは、名前だけの門跡寺院が増えていくんでしょうね。

で、展覧会の内容ですが、個人的には、袈裟や打敷などが魅力的でした。
将軍家や皇族、公家から奉納された着物を仕立て直してある打敷が色々展示されていて、なるほどな~!!って思うところが多かったです。
しかも、それが素敵なのよ~w
まあ、もともとの着物がエエもんってこともあるでしょうけどね・・・苦笑。
後は、門跡といえどもお姫さまたち・・・遊び道具が面白かったです。
百人一首やお人形、すごろくなど、普通なんですけど、その中のひとつ「男子一代出世競べ双六(圓照寺)」というのがあり、門跡自身の手づくり!!
それが、人生ゲームみたいなので、明治の男性の出世コースとはこういうものなのかっていうのがわかって面白かったw
スタートは、まず尋常小学校に入学しないといけないみたいで、その後の成功者の4コースが総理大臣、豪農、銀行頭取、鉱山王なんですって~。
しかも、上がりは全部楽隠居って笑えるじゃない?
まあ、そんな感じで、出展品は近代や現代のものが多かったですね。
せっかくなので、せめて中宮寺の「天寿国曼荼羅繍帳」見せて欲しかったな~。
国宝や重文の品がないっていうのは、ちょっとしまらなかったかな・・・。
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